新型コロナウイルス感染拡大にともなう緊急事態宣言を受け、インターネットカフェへの休業要請で生活拠点を失った「ネットカフェ難民」とよばれる人たちについて、埼玉県は13日までに、上尾市の県立スポーツ総合センターでの受け入れを開始した。

受け入れ期間は12日から5月6日まで。13日までに利用者6人が入館した。県によると、4~15人用の部屋が30室あり、感染拡大を防ぐため定員は1部屋2人まで。滞在期間は1週間だが、状況により延長できる。県内のネットカフェを利用していた人は無料。県外の利用者は1泊2290円で利用可能。シャワーやトイレなどはあるが、食事の提供はない。