立憲民主党は6日、テレビ会議システム「Zoom(ズーム)」による「緊急わかもの会議」を開催した。枝野幸男代表、塩村あやか参院議員、須藤元気参院議員らが参加し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響に直面する高校、大学生ら約35人から生の声を聞き、議論を交わした。

オンライン授業がメインとなった学生からは「パソコンがない」、「通信環境がない」という切実な訴えがあった。また「芸術系なのでオンライン授業では無理」、「アルバイトがなくて生活苦」、「学費減免」などの要望が寄せられた。

枝野代表は「働かないと学べない人の比率が多くなっていることがコロナ禍であぶり出されている。芸術系や理工系、医療系のみなさんは実験、実習やオンライン授業では絶対にできないことがたくさんある」と緊急支援を政府に要求していくことを明言した。