大阪府の吉村洋文知事(44)は、新型コロナ特措法に基づく休業要請などを段階的解除する独自基準「大阪モデル」をもとに解除の判断を下し、一夜明けた15日、府庁で取材に応じた。解除は16日午前0時から適用される。

これまでクラスター(感染者集団)が発生したライブハウス、スポーツクラブ、夜の接客を伴うナイトクラブなどは解除対象外としたことに「厳しいお願いを続けていることになります。ナイトクラブ、ライブハウス、どうしてもクラスターが発生したところなので、集団感染がしやすいのも事実です」と話した。

今後について「段階を追って進めていきたい。どうすれば事業が成り立つのか。大阪府としても考えていきたい。事業者のみなさまにも検討していただきたい」と語った。