東京都知事選出馬を表明しているれいわ新選組の山本太郎代表(45)が16日、都内で街頭演説を行った。

コロナ対策に総額15兆円を注入するといった政策として掲げた「東京都8つの緊急対策」について訴えた。立憲など複数の野党が推薦予定の元日弁連会長宇都宮健児氏(73)について自分との政策でも共通点が多くその政策から「もらってきてもいいくらいいいものがある」と評価。しかし、「違う部分がある。お金を調達するっていうこと。いろんなやりたいことがあってもお金がなきゃ始まらないでしょ」。「宇都宮さんだけじゃなく、全候補との違い。オンリーワンです」と独自性を強調した。国からの資金調達だけではなく、都独自の地方債の発行によって、財源を確保、最終的に日銀に買い取らせることで解決できると主張した。街頭演説を終えると「手応えはあった」とし、都知事選について「負けるとは思っていない。勝つ気満々です」と宣言した。