東京都知事選(7月5日投開票)にホリエモン新党公認で立候補したNHKから国民を守る党(N国)党首の立花孝志氏(52)が22日午後3時30分すぎからJR飯田橋駅前で街頭演説を行った。

雨の中、立花氏は街宣車の上に立ち、傘を手に「著名人で唯一、過剰なコロナ自粛に反対したのが堀江貴文さんだった。その考えが正しいと確信している」と実業家堀江氏の愛称をつけた新党公認での出馬理由を説明した。

コロナ禍対策として「飲食店は過度な自粛で苦しんでいる。科学的な根拠に基づいた自粛を求める少数派の声、意見を聞くべきだ。自粛したくない人の権利を奪わないでほしい」と主張した。交差点の信号待ちで見上げる人や、わざわざ車を止めてスマホで演説風景を撮影する人もいた。

立花氏は「NHKを見たい人だけが、お金を払えばいい」というN国の党是を掲げた上で「スマホやパソコンもできない、おじいちゃん、おばあちゃん政治家がスマホやパソコン利用者からもNHKの受信料を徴収しようとしている。若い人たちの声が反映されていない。そんな古い政治を変えなくてはいけない」と東京からの改革を訴えた。

 

18日に告示された東京都知事選の立候補者22人は以下の通り。

れいわ新選組代表の山本太郎氏(45)、現職の小池百合子氏(67)、幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(35)、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、政治団体代表の桜井誠氏(48)、介護職員の込山洋氏(46)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、先物トレーダーの竹本秀之氏(64)、歌手の西本誠氏(33)、会社社長の関口安弘氏(68)、NPO法人代表の押越清悦氏(61)、音楽家の服部修氏(46=NHKから国民を守る党推薦)、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52=N国推薦)、マネジメント業の斉藤健一郎氏(39=N推)、自営業の後藤輝樹氏(37)、作家の沢紫臣氏(44)、イベントプロデューサーの市川浩司氏(58)、フリージャーナリストの石井均氏(55)、薬剤師の長沢育弘氏(34)、元会社員の牛尾和恵氏(33)政治団体代表の平塚正幸氏(38)、元派遣社員の内藤久遠氏(63)。