マリメッコなどの世界的ブランドのデザインを手掛けるアートディレクター鈴木マサル氏(51)が、埼玉・飯能市の人気テーマパーク「ムーミンバレーパーク」と「メッツァ」で、「メッツァ アンブレラスカイ・デザインプロジェクト2020」を披露し、注目されている。

ムーミンバレーパークでは陽だまりの道をテーマとした「ムーミン谷とアンブレラ」、メッツァビレッジでは木漏れ日のトンネルをテーマにした「森と、湖と、アンブレラと。」を展開。日本最大級の約2000本の色とりどりの傘で総延長約300メートルの回廊を作り出している。

18日からは大量のミストを降らせ、涼を楽しむイベント「ニョロニョロの雷スプラッシュ!」もスタートさせる。ムーミン谷に生息する不思議な生き物ニョロニョロは、雨が降って、嵐が起き、雷が落ちて電気を浴びるときに生を感じるというもの。来場者はニョロニョロたちと一緒に、雨(ミスト)を浴びる楽しさを感じることができる。鈴木氏は「美しさや楽しさを体感出来る傘たちを見に来ていただきたい」と話している。