立憲民主党の蓮舫参院幹事長(52)が、「GoToキャンペーンより医療支援を」と訴え、22日から始まる政府の観光支援事業の延期を求めた。

蓮舫氏は15日、ツイッターを更新。東京女子医科大学病院(東京都新宿区)が夏のボーナスを支給しないと労働組合側に伝えたとする報道を受け、「3、4月の予算委員会を通じて何度も何度も医療機関への直接支援を行うべきと指摘、提案するも安倍内閣は拒否。そして、1.7兆円のGoToキャンペーンは医療崩壊が叫ばれる中、第一次補正予算案で通されました。予算の優先順位が明らかに違うでしょう。命あっての経済活動です」とした。

その後のツイートでは「中止ではなく延期を。優先すべきは医療機関への支援給付です。予算組み替えを提案します。GoToキャンペーンより医療支援を」と訴え、「一度決めたから突き進むのではなく、立ち止まり『今』必要な施策に変えることが政治です」と見直しを求めた。