連勝中の藤井聡太棋聖(18)か2冠獲得まであと1勝とするか? 木村一基王位(47)が1勝返すか?

4日午前9時から神戸市「中の坊瑞苑」で始まった、将棋の第61期王位戦7番勝負第3局は5日午前9時から再開された。

持ち時間各8時間のうち、初日の消費時間は藤井が4時間12分、木村3時間34分。2日目となる5日の残り時間は藤井3時間48分、木村4時間26分。

矢倉に組み合った前日を受け、2日目の午前中はしばらくお互い自陣に手を入れる展開が続いた。午前11時46分、藤井が57手目で先手4五歩と仕掛けた。午後0時30分からの1時間の昼食休憩を含め、今後は1~4筋を中心に当分、藤井の攻めを木村が受ける局面になりそうだ。