関西の囲碁界がコロナ禍救済支援で一体になる。

日本棋院は5日、阪急電鉄の特別協賛で「~コロナ禍救済支援企画~関西囲碁オープントーナメント2020」を新たに開催すると発表した。日本棋院関西総本部、関西棋院の所属棋士と関西のトップアマらが、賞金ランキング別で5つのクラスに分かれて争う。棋士の対局機会を増やすとともに、文化発信が厳しい状況下での囲碁の普及を狙いとしている。

トップクラスは、日本棋院関西総本部と関西棋院の賞金ランキング1~4位の計8人による勝ち抜き戦。優勝賞金100万円、準優勝40万円。Aクラスは日本棋院5~12位、関西棋院5~20位で予選を行い、各院4人ずつが本戦トーナメントへ。優勝70万円、準優勝30万円。Bクラスは日本棋院13~20位、関西21~36位で予選を行い、やはり両院各4人で本戦。優勝60万円、準優勝25万円。Cクラスになると両院のほか、全国大会代表クラスのアマチュアも参加。優勝50万円、準優勝20万円。Dクラスはこれらに加え、女流のトップアマも加わる。優勝40万円、準優勝20万円。

各クラスとも9~10月に大阪市内で予選を行う。本戦は11月10~12日、大阪市北区「ホテル阪急インターナショナル」で。決勝戦(11月12日午後1時~)は、同ホテルで解説会(入場無料、定員150人程度)も予定している。