立憲民主党は13日、両院議員総会を開催し、国民民主党との合流について枝野幸男代表は、9月上旬にも新党結成を目指すことを表明した。枝野氏は冒頭で「野党の大同団結に向けた話を進めてきた。一昨日(11日)までに国民民主党側と同意ができた。月が明けたころには新しい形でパワーアップしたい」と語った。総会後の会見で福山哲郎幹事長は「(新党結成への)反対意見は0だった。(新党の)綱領、規約の内容やスケジュールなどの確認が多かった」と全会一致を強調した。

国民民主党の玉木雄一郎代表は11日、立憲側との協議について「基本的に合意する」とし、所属議員の新党合流を容認する方針だ。一方で玉木自身は合流に参加しないことを明らかにしている。合流しないメンバーと別の新党を結成する意向だ。国民民主党は19日に両院議員総会を開催し、合流を巡る問題を協議する。立憲側は国民側の対応を待つ方針で福山氏は「1人でも多くのみなさんが新党に参加してもらうことを望んでいる」とした。