東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は16日、菅義偉総理大臣の就任を受けて「一層のご指導とご支援をお願いしたい」とコメントを発表した。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長には森会長から新総理の誕生を報告。バッハ会長から「できるだけ早く直接お会いしたい」という話があったことを明かした。

来年に延期された東京大会で最大の課題となるのはコロナ対策。今月初めには国、都、組織委による調整会議が発足したが、森会長は「国民の共感を得て、大会の開催が実現するよう、引き続き準備に尽力してまいります」とした。橋本聖子五輪相と萩生田光一文科相が留任したことで、組織委も歓迎ムードだった。