自民党の三原じゅん子参院議員(56)が、菅内閣の厚生労働副大臣に就任することが18日、決まった。

自民党本部で取材に応じた三原氏は「不妊治療であるとか、お子さんの助成など、また私自身もがんのサバイバーであり、たくさんの厚生労働行政をやることがあります」と、意欲を示した。

現在、党女性局長を務める三原氏が政府の役職に就くのは初めて。子宮頸(けい)がんを克服した経験から、がんの撲滅運動を行い、介護施設も開設するなど「介護行政の構造改革」の必要性を訴えて2010年の参院選(比例)で初当選し、現在2期目。菅義偉首相と同じ無派閥。菅首相の地元神奈川が選挙区で、日ごろから親交もある。