日本棋院は2日、第31期で休止となっていた囲碁女流名人戦が、「第32期博多・カマチ杯女流名人戦」として11日から再開されることになったと発表した。これに伴い、第31期を制した藤沢里菜女流名人(22)が、「女流名人」の称号をそのまま名乗る。

日本棋院と関西棋院所属の女流棋士により、まずは予選を行って挑戦者決定リーグ戦進出者を決める。次いで7人総当たりのリーグで挑戦者を決める。挑戦権獲得者は、来年4月に予定されている挑戦手合3番勝負を行う。優勝賞金700万円、準優勝200万円。