今春の新型コロナウイルス第1波の際、店頭から消えたマスクだが、今回の感染者数急増では心配なさそうだ。

第1波の際には、ネット通販などで1箱60枚入りで4万2000円(1枚700円)などの高値がついたが、マスク製造などの業界団体である日本衛生材料工業連合会の高橋紳哉氏は「マスクは市場にかなりの余裕があります」とし「不織布のマスクは使い回ししない。布マスクも使用後は必ず洗ってください」と呼びかけた。

アルコール消毒液などについても、「ウエルシア」や「マツモトキヨシ」は「供給も安定しており、十分に備蓄があります」とし、現在のところ、売り切れや価格高騰の心配はないとしている。【沢田直人】