囲碁の若手限定戦「第15回広島アルミ杯若鯉戦」準決勝が22日、広島市内のホテルで打たれた。女流でただ1人ベスト4入りした藤沢里菜女流3冠(女流名人、女流立葵杯、博多・カマチ杯=22)は、前回優勝の平田智也七段(26)を圧倒して決勝に進出した。もう一方からは、昨年新人王戦を制した孫■(そん・まこと)七段(24)が藤村洋輔四段(25)を下した。

決勝は同日午後2時から、同所で打たれる。藤沢が勝てば、女流棋士としては初めての公式戦の男女混合棋戦制覇となる。過去には、青木喜久代現八段(52)が1997年(平9)の第22期新人王戦、上野愛咲美女流2冠(女流本因坊、扇興杯=19)が昨年の第28期竜星戦でそれぞれ準優勝している。

広島アルミ杯若鯉戦は若手の対局機会の増加と育成を狙いとした、30歳以下で七段以下の限定戦。第1回で女流棋士の謝依旻三段(当時)が優勝しているが、第5回までは非公式戦だった。その時以来の決勝進出となる。

今回は、予選から勝ち上がった15人と、前期優勝の平田が加わる勝ち抜き戦で、21日に1回戦と準々決勝を開催した。優勝賞金は300万円。

※■は吉を2つ横に並べる