「第18回詰将棋解答選手権」チャンピオン戦の中止が12日、同実行委員会から発表された。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令で、開催困難と判断した。昨年の第17回も同じ理由で中止となっている。

チャンピオン戦は、藤井聡太2冠(王位・棋聖=18)が2015年(平27)から5連覇中。04~06年と08、09、13年と最多の6回優勝を誇る「スーパーあつし君」こと宮田敦史七段(39)、渡辺明名人(36)への挑戦権争いを繰り広げている広瀬章人八段(32)や斎藤慎太郎八段(27)、谷川浩司九段(58)といったタイトル獲得経験者も過去には参加している。