東京都の小池百合子知事は22日、千代田区など都内3区の保健所を視察した。

新型コロナウイルス感染拡大にともない、保健所は新規陽性者の入院先調整なども担当。年末年始も関係なく激務に追われており、小池氏は謝意を伝え、所長らと意見交換した。今後はワクチン接種も任務に加わる見通しで、国へ詳細な供給スケジュール提示を促すことを求められた小池氏は「予約、順番を含めて課題がある。都と区が連携して命と健康を守っていきたい」と話した。都は多摩地区で先行実施していた自宅療養者への食料品提供やパルスオキシメーター貸与を、25日から23区にも拡大する。