丸川珠代五輪相(50)が24日、内閣府で日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)と、就任後初めて会談した。

お互い笑顔であいさつをかわすと、肘タッチで今後の連携を誓い合った。18日に東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長に転身した橋本聖子氏の後任として再登板した丸川氏は「選手の皆さんは、いろいろな気持ちを抱えながら練習されている。こういう(コロナ禍の状況の)中で、自分がスポーツをやっても良いのかと思ったり、練習の場が制限されているとうかがっております。1日も早く国民の理解を得て感染防止に努めて、選手のみなさんがオリンピックの瞬間を目指して、そこに専心出来るような環境をつくりたい」と話した。

山下氏も「丸川大臣はオリパラをよくご存じですので、大変心強い。安心安全な大会が開催出来るように何でもやりますので、何でも言ってください」と最大限の協力を約束。約30分の面会後は「覚悟と決意で仕事に取り組んでいる雰囲気を強く感じた」と、丸川氏に対する思いも明かした。