日本棋院は24日、「SENKO CUPワールド碁女流最強戦2021」を3月22~24日に開催すると発表した。

中国、韓国、台湾から各1人と、日本代表5人によるインターネット対局のトーナメント戦。コロナ禍で各国間の移動が制限されているための措置だ。日本代表は、上野愛咲美四段(19)謝依旻(しぇい・いみん)六段(31)桑原陽子六段(46)藤沢里菜四段(22)向井千瑛六段(33)。持ち時間は各2時間で残り5分から1分の秒読み。日本代表は、都内のホテルで戦うことになる。

22日は1回戦、23日は準決勝、24日は決勝と3位決定戦をいずれも日本時間午前11時から始める。優勝賞金500万円、準優勝150万円、3位100万円、4位50万円。

なお、23~24日には同ホテルで非公式戦「女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦」も開催。参加するのは、上野梨紗初段(14)張心澄初段(14)森智咲初段(17)横田日菜乃初段(17)大須賀聖良初段(17)塚田千春初段(16)本田真理子初段(16)仲邑菫初段(11)。

23日午前10時30分から1回戦、午後2時30分から準決勝、24日午前10時30分から決勝を行う。持ち時間は各30分、使い切ると1分の秒読みとなる。優勝賞金は50万円、準優勝20万円、3位10万円。