菅義偉首相は3日の参院予算委員会で、7日に解除期限が迫った緊急事態宣言について「感染状況、病床のひっ迫、変異株の問題も出ている状況を見ながら専門家の意見を聞いて、感染防止をしっかりするために私が総合的に判断させていただく」と、これまでの方針を繰り返した。

「ただ、そんな時間は、かけられない。ぎりぎりに来ているのも事実」とし、1都3県の解除は「セットの方が感染拡大の防止に大きな役割になる」と述べたが、解除や延長の可否について明言を避けた。