立憲民主党の泉健太政調会長は8日の会見冒頭で「なぜ第4波を否定するのか不思議でならない」と、全国的な新型コロナウイルスの感染再拡大について「現時点において、第4波といった全国的な、大きなうねりとまではなっていない」と国会答弁した菅義偉首相の認識を批判した。

東京都が政府に対して「まん延防止等重点措置」の要請を決定したことに「レベルとしては緊急事態宣言レベル」とした上で「猫の目のように感染状況に応じて対策を変えていくと国民、都民からも分からなくなってしまう」と指摘した。

また、厚生労働省の職員ら6人の新型コロナウイルス感染が公表され、全員が3月24日に東京・銀座で、深夜までマスクなし宴会をした老健局に3月末まで所属し、宴会出席者3人が含まれている問題を「言語道断」と糾弾した。