秋篠宮家の長女眞子さま(29)と婚約が内定している小室圭さん(29)が8日、一部週刊誌で報じられている家族の金銭トラブルについて説明する文書を公表した。

【眞子さまと小室圭さんの結婚をめぐる主な経緯】

■17年9月 眞子さまと小室圭さんの婚約が内定し、2人の会見も行われた。

■同年12月 小室さんの母親と元婚約者の間に金銭トラブルがあるとの報道。

■18年2月 宮内庁が2人の一連の結婚行事を20年まで延期すると発表。眞子さまは文書で「色々なことを急ぎ過ぎていたのだと思います」と心境を明かした。

■同年8月 小室さんがニューヨークのフォーダム大ロースクール留学のため渡米した。

■同年11月 秋篠宮さまが誕生日会見で、小室さん側の問題について「相応の対応をするべき」とし「多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、納采の儀を行うことはできません」と述べた。

■19年1月 小室さんが、母親の元婚約者からの金銭的支援などについて説明する文書を公表。

■同年11月 秋篠宮さまが誕生日会見で「何らかのことは発表する必要があると思っております」などと述べた。

■20年11月 眞子さまが「お気持ち」を公表。「私たちにとっては、お互いこそがかけがえのない存在であり、結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と結婚への強い思いを明らかにした。

■同月 秋篠宮さまが誕生日会見で「結婚することを認めるということです」と2人の気持ちを尊重すると述べた。その上で現状について「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではないというふうに思っています。そのことは娘も恐らく同じ気持ちを持っていると考えております」との認識を示した。問題をクリアにするために「相応の対応をする必要がある」とし「いろいろな対応をしているとしても、それが見える形になるというのは必要なこと」とも語った。

■同年12月 宮内庁の西村泰彦長官が小室さん側の代理人と面会したと明かし、「沈黙でかえって誤解を与える」という認識を共有しているとした。その上で「誤った情報があれば正し、説明することで国民に事実関係を理解してもらうことができる」との考えを示した。

■21年2月 天皇陛下が誕生日会見で、眞子さまの結婚について「国民の間でさまざまな意見があることは、承知しております。眞子内親王がご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と述べた。