医師でタレントのおおたわ史絵(56)が、新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐる優先順位などの問題を受け、「医療従事者の知り合いを頼って、紛れて接種を希望する人も少なからずいたのも事実」と明かした。

おおたわは12日、「上級国民ワクチン」のタイトルでブログを更新し、コロナワクチンの接種予約をめぐる混乱に言及。愛知県西尾市の副市長が企業経営者らに予約を優先的に確保するよう便宜を図っていた問題に触れ、「医療機関のワクチンにも優先順位の忖度はあった。なぜか配布が早いところ、政治力の差も関係していただろう。医療従事者の知り合いを頼って、紛れて接種を希望する人も少なからずいたのも事実」とした。

「こういう状況になると人間は本質が露呈するものです」と、おおたわ。「何が何でも早く打ちたい人、怖いから絶対に打ちたくない人、いろいろな考え方があって、そのどれが正しいか間違っているかなんて誰にもわからないのにね。こんなことで争うのだけはなんとも馬鹿らしいと思うわけです」と、あきれた。