菅義偉首相は19日午前の参院本会議で、自民党の三原じゅん子厚労副大臣が13日午後の厚生労働委員会を約30分遅刻した問題で「国会会期中は国会対応が優先である中、委員会に遅参し、国会日程に影響を及ぼすことになったことは誠に遺憾」と陳謝した。

三原氏の遅刻で、医療法改正案の採決は見送りとなる事態に。菅首相は「今後、同様の事案が生じないよう、十分気つけて、行動するとともに、その職責を果たすべく、引き続き全力で職務にあたってもらいたい」と、三原氏の続投を支持した。