横浜市戸塚区のアパート屋根裏で発見、捕獲されたアミメニシキヘビは横浜市内の野毛山動物園で一時保管されている。横浜市動物愛護センターから委託されて飼養管理しているため、報道、一般問わず公開しない。今後は飼い主の意向により、「特定動物」の飼養許可をすでに得ている茨城県内の爬虫(はちゅう)類業者に譲渡されることが決定。移送ルートとなる各自治体への手続きを業者が済ませた後、近日中にも移送される予定だ。

24日、野毛山動物園の「爬虫類館」も来園者でにぎわった。展示されているボールニシキヘビを見つめる30代女性は「ニシキヘビが見つかって、えっヘビ? って感じだったのですが、なんかかわいいなと思ってしまって…。動物園に足が向いていました」。アミメニシキヘビと同じ「特定動物」で、ワニのインドガビアルに視線を送る親子も「息子が爬虫類好き。アミメニシキヘビが保管されているとニュースで見て『もしかしたらいるのかも』と少し期待していましたけれど、公開はしないですからね」。“ヘビ熱”は、まだまだ過熱しそうだ。【鎌田直秀】