全日本オートレース選手会は18日、全選手を対象に、持続化給付金及び家賃支援給付金の受給の有無、申請理由及び申請時期などを調査し、全393人のうち、276人が持続化給付金を受給、そのうち追加調査により制度を誤って申請した23人については返納を指導したと発表した。家賃支援給付金について、受給者はいなかった。

オートレースは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から4月の山陽オート3日間開催を中止し、「3密」を回避する観点から5月よりレースの車立てを減少。1020日分の出走減少があった。

そのため、選手たちは新型コロナウイルス感染症による出走の影響を受けていることから、経済産業省及びオートレースを統括するJKAの協力を得つつ慎重に進めてきた。

再発防止策として、今後は個人事業者に対する公的給付について、関係当局及び専門家などに受給要件などの確認を行ったのち、関係団体と協議を行ったうえで正しく申請を行うよう指導していくこととなった。