東京五輪の聖火リレー東京都3日目は11日、瑞穂町・瑞穂ビューパーク競技場で無観客による点火セレモニーが行われた。

スキージャンプ高梨沙羅が登場する区間では、激しい雷雨による約20分の開始遅れもあったが、無事に聖火はつながれた。

    ◇    ◇    ◇

来年2月開幕の冬季北京五輪で金メダル獲得を狙う高梨沙羅も、東京五輪出場選手へのエールを送った。

「(コロナで)大変な中で4年、5年かけて努力を重ねてきたと思うし、今まで以上にオリンピックの重みを感じる1年だった。聖火にも携わらせていただいたし、出来るだけ全部の試合を見て応援したい」。三つ編みポニーテールのヘアにも「走るわけではないけれど、バサバサしていてはダメかなと思い束ねました」と笑顔。自身も14年ソチ4位、18年平昌銅に続く3度目の挑戦に向け「貴重な体験をつなげていきたい」と力を得た。