08年に女性としては唯一、総裁選立候補経験がある東京都の小池百合子知事(69)は17日、都庁退庁時に、この日告示された女性2人を含む4人が立候補した自民党総裁選(29日投開票)に関して「総裁選はすなわち総理を選ぶことにつながることですので、議論がこの国をより良くする方向に引っ張っていってくれればと楽しみにしております。それぞれ頑張っていただきたい」と心境を明かした。

自身は地域政党「都民ファーストの会」の特別顧問を務めている。河野太郎改革相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏での争いに「いろいろな政策論争が、ますます熱気を帯びてくるのでないかと思います」と期待。「野党の皆様も触発されて、また良い政策を出されればよろしいかと思います」と相乗効果を願った。【鎌田直秀】