政財界のトップの服装や話し方や立ち居振る舞いについてコーディネートすることで知られる印象戦略コンサルタント乳原(うはら)佳代さん(50)が米国から3年ぶりに帰国した小室圭さん(29)の髪形や着こなしについて分析した。

後方で束ねた長い髪の毛については「新型コロナウイルスに感染しないように愛する人のために伸ばしている」という見方もあると話した。【取材・構成=寺沢卓】

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ポニーテールというか「ちょんまげ」というか、確かに小室さんは髪の毛を束ねていますね。目にかかる前髪を時おり手で振り払い、全体的には伸ばし放題で手入れはそれほどしていないような感じはします。

つまり、この数カ月、美容院などには行っていないのかな、と思われます。極力、人と接することのないように気をつけていて、美容院にすら行くことを避けているから、結果、髪の毛が伸びて束ねることになったかもしれません。

米俳優ブラッド・ピットも今年、アカデミー賞にポニーテールで登場しました。米経済紙ウォールストリート・ジャーナルは「ロックダウンになって理髪店が閉まり、会議室にはブラッド・ピットがあふれている」と報じており、ニューヨークの銀行員などの間でポニーテイルはトレンドになっているそうです。その情報をいち早く耳にして小室さんが取り入れたとも考えられます。

帰国時のジャケットとシャツはブルーのピンストライプが入っていた。濃い上着と白いシャツという王道では選択しなかったのは、ちょっとだけ自己主張をしたのか。帰国に向けて覚悟のようなものをまとったのかなと感じました。

表情も3年前の婚約会見のふっくらした輪郭から少しシャープになって、目つきも優しさではなく、米国のひとり暮らしで精神的にも強くなったのではないかと感じました。

ただ、眞子さまを思う気持ちの強さだけではなく、結婚するということは秋篠宮さまや紀子さまへの配慮があれば、髪の毛を切ることだってできたのではないか、とも思えます。仮に小室さんが会見を開いたとして、自分の行動や気持ちをどう語るのか、注目したいと思います。