28日、緊急事態宣言が10月1日から解除されると発表されたのを受け、都内のホテルで会見を行っていた「西武ホールディングス」の後藤高志社長(72)はコメントを発表した。

「率直に言って、大変うれしい。(新型コロナウイルスの)感染拡大防止を最重点課題でやりながら、今までお客さまに対してできなかったサービスや快適さ、レストランで喜んでおいしい食事やアルコールを楽しんでもらい、生活の潤いを取り戻していただきたい」。

同社はコロナ禍でホテル、鉄道を含めたレジャー・観光事業が大打撃を受け、前年度は723億円の最終赤字を計上していた。