第49回衆院選が19日公示され、31日の投開票に向けて12日間の選挙戦が始まった。

宮城5区は立憲民主党で国対委員長を務める安住淳氏(59)が、コロナ禍で打撃を受けた観光の街でもある松島町を皮切りに、計8カ所で演説を行った。生まれ育った石巻市のJR石巻駅前で行った演説では、政権交代の思いを述べ「1強を何とか終わらせて、野党にも力を貸してください。政治を刷新させてください。もう、アベノミクスはやめませんか。新しいやり方をして貧富の格差を少しずつ縮めていくようにかじをきりませんか」と訴えた。

同区は元タレントで自民党公認候補の森下千里氏(40)が出馬し、与野党での一騎打ちとなった。この日は、石巻市をスタートし、東松島市などを巡った。