立憲民主党の泉健太代表は1日、党本部で会見し、幹事長に西村智奈美元厚生労働副大臣、代表代行に逢坂誠二元首相補佐官、政調会長に小川淳也元総務政務官を起用することを内定した。泉氏は代表選を戦った3氏を執行部の要職に登用することを、代表選後の会見でも明言していた。

国対委員長に馬淵澄夫元国土交通相、選対委員長に大西健介政調会長代理を起用する方針を固め、2日の衆参両院議員総会で新役員人事の了承が得られれば、正式に発足する。

泉氏は西村氏の幹事長抜てきについて「立民は多様性の尊重を訴えてきたのでさらに具現化したい。ジェンダー政策を、けん引してきた西村氏に党の再生に取り組んでほしい」と期待した。泉氏ともに会見した西村氏は「代表を支え、国民のための政治を行う政党だと示せるよう、全力で取り組む」と抱負を述べた。