日本維新の会の馬場伸幸共同代表(56)は6日、国会内で会見を行い、国民民主党と共同で文書通信交通滞在費の見直し法案を提出したことを公表した。

馬場共同代表は(1)日割り(2)領収書の公開(3)余った場合は返納の3つすべて満たした形での改正を求めた。この日開会した臨時国会前に議場入り口付近で自民党の茂木敏充幹事長と遭遇し「せめて日割り法案くらいはやろうよ」と声をかけられたことを明かし、「3点セットが完全に無視されている状況になっている。問題となっていることを、いっぺんに解決しようということが我々の考え方。国会での経験上、日割り法案に今回同意しますと、2度と文通費の議論が出来なくなる。抜本的に大改革する時期に来ている。妥協するつもりはない」と訴えた。

臨時国会での岸田文雄首相の所信表明に関しては「第一印象は何を具体的にされるか、よく分からない。コロナ対応策は2年近く経験、データがありますので、きちっとした方向性が出ていると思いますが、経済関係は新しい資本主義がどういうことを指しているのか分かりません」と指摘した。