創価学会の池田大作名誉会長は25日、世界中が新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむ中での取り組みや、来年に日本で開催予定のG7サミットに合わせ、核兵器の役割を減少させるための首脳級会合の広島開催などを求める平和提言をまとめた。26日に発表する。

提言では、コロナ禍の経済再建で特に若い世代や女性が希望を持てるように取り組むことや、感染症対策などで国際協力を強化する「パンデミック条約」の早期制定を呼び掛けた。さらに、9月に国連で開催される教育変革サミットで「子どもたちの幸福と教育のための行動計画」を採択することを訴えた。