国民民主党の玉木雄一郎代表は22日午前の会見で、同日午後の参院本会議で採決される2022年度の当初予算案について「党として賛成いたします。党内でしっかりと議論して決めたことですので、党として賛成するという方針は変わりません」と明言した。

国民は2月22日に衆院での同予算案の採決でも主要野党としては異例の賛成に回った。両院で自民、公明、国民などによる賛成多数で可決、通過することが確実となった。

また玉木氏は、23日にも燃油価格の高騰対策としてガソリン税の一部を減税する「トリガー条項」の凍結解除について、「自公国」3党の税調会長レベルの実務者による初会合が行われることを明らかにした。「今日にも当初予算が成立ということになる。フェーズは次の段階に移る。速やかにトリガー条項の凍結解除を含む、追加の対策を実施する必要がある」とした。