小泉進次郎前環境相が29日、神奈川・横須賀市で夏の参院選(6月22日公示、7月10日投開票が有力)神奈川選挙区に立候補予定の現職三原じゅん子前厚労副相と、浅尾慶一郎元衆院議員と3ショットで演説会を行い、激励した。

小泉氏が県連会長を務める自民党県連主催で会場を埋めた約1300人の聴衆を前に三原、浅尾の両氏がコラボ演説に臨んだ。

神奈川選挙区は改選数4と同時に非改選の欠員1を補う異例の合併選挙で、自民党が公認候補を2人擁立するのは24年ぶりとなる。小泉氏は「日本一、複雑な難しい選挙。福祉と医療の三原じゅん子さんと、経済の浅尾慶一郎さんの2人を当選させる。与党公明党の1人の3人を当選させなくてはならない」と総力戦の構えを強調した。

神奈川選挙区には三原氏と浅尾氏のほか、立憲民主党から水野素子氏、寺崎雄介氏、公明党の三浦信祐氏、日本維新の会の松沢成文前神奈川県知事、共産党の浅賀由香氏、国民民主党の深作ヘスス氏らが出馬を予定している。【大上悟】