群馬県伊勢崎市で25日、40・2度(午後2時56分)を観測、6月の最高気温を更新した。これまでの同地での6月の最高気温は11年6月24日の38・2度。国内で40度以上を観測したのは、昨年8月8日に岐阜県多治見市で40・6度を観測して以来。なお、これまでの国内最高気温は41・1度で、2018年に埼玉県熊谷市と、20年に静岡県浜松市で観測されている。

ほかにも、北関東各地で6月の記録を更新している。群馬県桐生市は39・8度(午後1時49分)、群馬県前橋市は39・5度(午後1時20分)、栃木県佐野市は39・6度(午後2時15分)、群馬県館林市39・3度(午後2時59分)など。茨城県古河市、東京都青梅市、茨城県大子町なども更新している。

栃木県佐野市に住む70代女性は「とても暑い。湿度も高く、8月の暑さよりも暑苦しさを感じる」と話した。

気象庁は熱中症などへの注意を呼びかけている。