自民党の茂木敏充幹事長(66)が25日、日本維新の会の本拠地・大阪で街頭演説した。大阪選挙区の自民党候補の応援に入った。JR京橋駅前で午後5時前からの茂木氏の演説中に、暑さからか、聴衆の男性が路上に倒れ込むハプニングがあった。

街宣車に乗り、安全保障について「政権の安定が必要です」と訴えている途中、前列のほうで演説を聴いていた男性が突然、倒れ込んだ。茂木氏は「大丈夫ですか」と声をかけ、救護の様子を見守った。

男性は意識があり、周囲の手を借りて、立ち上がり、男性が片手を上げると、茂木氏は「ちょっと僕の声が大きかったかな」とジョークを入れながら、心配そうに呼び掛けた。男性から大丈夫のリアクションがあると、茂木氏は「気をつけてください」と声をかけ、「政権の安定が必要」と演説に戻った。

男性によると、演説をスマートフォンで撮影中に少し立ちくらみがしたという。

25日は各地で厳しい暑さが続き、大阪での最高気温は30度を超えていた。

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