参院選(7月10日投開票)に自民党公認で比例代表の2選を目指す元「SPEED」メンバー今井絵理子氏(38)と東京選挙区に初出馬した「おニャン子クラブ」元メンバーでタレントの生稲晃子氏(54)の決起集会が30日、東京・千代田区の自民党本部で開催され、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンサートプロモーターズ協会、日本音楽出版社協会の音楽4団体が2人を激励した。

今井氏は「エンタメ業界の市場価格は19年に約6300億円ありましたが、コロナで約1100億円まで落ち込んだ。アーティスト1人1人の力になりたい」。生稲氏も「コロナで疲弊した業界のために、恩返ししたい」と約束した。日本音楽事業者協会の瀧藤雅朝会長は「現場の声を政界に反映させていただく太いパイプ役に」と2人に期待を寄せた。

参院選の比例代表には今井氏のほか、日本維新の会の元陸上競技選手松野明美氏、歌手中条きよし氏と元プロ野球選手でスポーツライター青島健太氏、れいわ新選組から、お笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士らの著名人が立候補している。