第210臨時国会が3日招集され、岸田文雄首相が所信表明演説を行った。

岸田氏は、9月27日に行った安倍晋三元首相の国葬について「厳粛かつ心のこもったものとなりました。海外からお越しになった多数の参列者の方々から寄せられた弔意に対し、礼節をもって、丁寧にお応えすることができた」と話した。その上で「国民の皆さまから頂いたさまざまなご意見を重く受け止め、今後に生かしてまいります」と続けた。演説中、野党からは「(国葬は)次はないよ」「隠しては駄目だ」「議長の説明責任は?」などのヤジが飛んだ。