防衛省によると、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された。4日午前7時半ごろに発表した。「Jアラート」(全国瞬時警報システム)によると、ミサイルは午前7時29分ごろ、太平洋へ通過したとみられる。不審な物を発見した場合には、近寄らずに警察や消防などに連絡することを呼びかけている。

松野博一官房長官が会見を開き「当該弾道ミサイルは我が国の東北地方上空を通過した後、午前7時44分ごろ、排他的経済水域(EEZ)外に落下したものと推定されます」と話した。

岸田文雄首相は「度重なる弾道ミサイル発射に続く暴挙であり、強く非難を致します。落下物等による、被害があるかの確認。情報収集、分析の徹底を関係国との連携を指示した」と述べた。