永瀬拓矢王座(30)が豊島将之九段(32)の挑戦を受ける、将棋の第70期王座戦5番勝負第4局が4日、神奈川県秦野市「元湯陣屋」で行われた。

午前9時から始まった対局は、午後8時41分、184手で後手の永瀬が入玉を確定させ、粘る豊島を振り切った。これで対戦成績を3勝1敗として防衛、4連覇を果たした。連続5期獲得すれば得られる、「名誉王座」の資格まであと1期とした。