将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が広瀬章人八段(35)の挑戦を受ける、第35期竜王戦7番勝負第5局が26日、福岡県福津市の宮地嶽(みやじだけ)神社で再開し、午後12時30分になり、昼食休憩に入った。ここまでの消費時間は藤井が5時間56分、広瀬は4時間54分。難解な中盤戦が続いている。

藤井は勝負メシに「旬のお寿司おまかせ握り」を注文した。玄界灘でとれるその日の極上ネタで握るおまかせ10貫。福津ならではの海の幸を丸ごと味わえる。

広瀬は「玄界灘天然真鯛の鯛茶づけ」を注文。玄界灘の天然マダイを使った名物「タイ茶づけ」だ。

両棋士とも新鮮な海の幸にエネルギー補給し、午後からの対局に備えた。

持ち時間各8時間。夜までに決着する見込み。