れいわ新選組の山本太郎代表は16日、国会内で会見し、うつ状態の悪化によって昨年11月から議員活動を休職していた水道橋博士参院議員が議員辞職したことを発表した。この日の会見前、参院議長宛てに辞職届を提出し、受理された。山本氏は「昨年12月から博士から議員辞職したいと複数回、強く伝えられてきた。博士自身が強く希望する辞職というものを受け入れるべきか、このまま休職を続けるべきか。昨年内、ドクターストップという方針を決めた主治医に再度、判断いただいた」とし、主治医から「今の博士の判断は不調による極端な判断ではない」などとされたことを受け、水道橋博士氏の意向に従って議員辞職を受け入れた。

昨年7月の参院選の比例代表で初当選した。参院議員の任期は6年。今後は水道橋博士氏の次点だった大島九州男氏が繰り上がるが得票数順に長谷川羽衣子氏、辻恵氏、蓮池透氏、依田花蓮氏が、それぞれ1年ごとに繰り上がって議員任期を務めることを公表した。山本氏は「れいわローテーションと、名付けてやっていきたい」とした。