ああ、何でこのタイミングで-。WBC侍ジャパンの準決勝メキシコ戦のPV(パブリックビューイング)が21日、東京タワー横のスタジオ「スターライズタワー」(東京都港区)で実施され、選手マネ集団「ちょいまねジャパン野球部」も必死に応援した。

ちょいまねリーダーでヌートバー担当(ノートバー)のお笑いタレント、クロワッサン。(41)は9回裏、村上が打席に向かうところで「あー、時間切れだ。みなさん、後は任せた」と会場から退場した。

ちょいまねジャパンが昨年のサッカーW杯で日本代表の選手のモノマネをやったことから、週末や祝日に実施されるサッカーイベントにゲストとして呼ばれることが多くなったという。「埼玉のサッカーイベントにありがたくも呼ばれていて、もう行かないと」とDF酒井宏樹のモノマネの需要があると話した。

同じく日本代表GK権田修一のマネをしてウケた漫才56号堀江俊介(30=侍ジャパンでは戸郷翔征担当の似郷翔征)と後ろ髪をひかれる表情たっぷりで埼玉に向かった。その3分後、侍ジャパンがメキシコをくだして決勝進出を決定。ちょいまねジャパン野球部の岡本和真(26)担当(おかもっと)のお笑いタレント石川不遼(47)は「こりゃ仕方ない…サイコーでーす」と途中退場した2人の気持ちを代弁していた。【寺沢卓】