日本維新の会は1日、都内で次期衆院選の候補者の擁立、発掘などを目的とした第7期「維新政治塾」を開講した。710名の希望者から書類選考を通過した551名が受講。この日の東京会場には180名が出席、オンラインで約220名が参加した。講義は約3カ月間にわたって行われ、次回8月の講義には維新の会元代表で元大阪府知事の橋下徹氏が講師を務める予定。次期衆院選の出馬希望者は候補者選考と同時進行での受講となる。

維新の会は4月の統一地方選で公認当選した首長と地方議員が現職を含め、計774人となるなど、衆院和歌山1区補選、奈良県知事で自民党候補を下すなど躍進した。馬場伸幸代表は「女性受講者は100名以上、高校生、大学生が17人が参加している。若いみなさん方は政治に興味がないとと言われているが、お金(受講料)を払ってでも勉強したいという若者がいてくれている」などとエールを送り、次期衆院選で野党第1党を目標に掲げる勢いをアピールした。