ホリエモンこと実業家堀江貴文氏(50)が22日までにYouTubeチャンネルを更新。日本テレビが宮崎駿監督(82)の作品を手がけるアニメ制作会社スタジオジブリを子会社化すると発表したことを受け、「驚きの展開みたいなことは絶対に起こらないだろうな」と私見を述べた。

堀江氏は、徳間書店の子会社として設立されたスタジオジブリについて「もともと資本とか経営っていうのは、いわゆる大企業が担っていて、クリエイターである宮崎駿さんはクリエイティブに専念していく形だった」と解説。「鈴木(敏夫)さんとか宮崎さんが好き勝手やれるように日本テレビに売ったんじゃないか」「例えばディズニーとか外資系のファンドとか、そういったところに買われるとぐいぐい経営にタッチされて好きなもの作れねぇとか金儲けに走られちゃうとか、アベンジャーズの中にジブリキャラクターが出てくるとか、そういうことになってしまうのも嫌だな、みたいなことが多分あったと思う。日本のサラリーマンだったら無茶やらないだろう、みたいな」と推測した。

ただ、堀江氏はスタジオジブリが日本テレビの子会社となることに、「『収まるところに収まっちゃったよね、つまんねぇな』ぐらいの感じ。もっと面白い展開あるのにな」と指摘。ジブリ作品の音楽を手掛ける作曲家の久石譲氏や、ジブリ作品を原作としたミュージカルが海外で人気を博していることにも触れ、「たとえばディズニーみたいな国際的なIP(Intellectual Property、知的財産)を管理する会社が買うと、ものすごい面白い展開をしてくれると思う」とした上で、「日本テレビが買ったら無茶やらないんで面白くねぇな。驚きの展開みたいなことは絶対に起こらないだろうな」と述べた。