安全保障問題に精通し、論客としても知られる自民党の石破茂元幹事長は30日までに自身のブログを更新し、29日に公開された映画「沈黙の艦隊」について言及、主演とプロデューサーを務めた俳優大沢たかおとのツーショット写真を公開した。
石破氏は29日の投稿のタイトルを「沈黙の艦隊など」と表記し、さまざまなテーマの1つとして同作品について触れた。
「かわぐちかいじ氏の『沈黙の艦隊』が映画化され、本日より全国東宝系劇場で公開されています。本作の実写化は困難とされてきましたが(アニメ化は1996年)、自衛隊の全面協力や主演の大沢たかお氏はじめ俳優さん方の好演もあって、なかなか素晴らしい仕上がりとなっているようです」と、評価した。
その上で「『国家とは、独立国とは何か』『核抑止力とは何か』がメインテーマであるこの作品がどのように実写化されているのか、機会をみて是非観てみたいと思っております。ご関心とお時間がおありの方はどうかご覧くださいませ」と、思いをつづった。
かわぐちかいじ氏(75)の原作漫画である「沈黙の艦隊」は、1988年(昭63)から1996年(平8)まで漫画誌「モーニング」に連載された、全32巻に及ぶ超大作。累計発行部数は3200万部(紙・電子)。