日本将棋連盟会長の羽生善治九段が9月30日までにX(旧ツイッター)を更新。「日本将棋連盟会館建設クラウドファンディングの返礼品にしみじみしていたら撮られました。寝ている訳ではありません。」と、返礼品を手に、見たこともない平穏な瞑想(めいそう)の表情を公開している。クラファンは1日から第5期にはいる。5期目には12月16日に将棋会館で行われる「藤井聡太竜王・名人と永瀬拓矢王座の研究会の様子を再現した対局の観戦」などのクラファン返礼品コースも用意される。詳細は1日午前10時に公開される。

日本将棋連盟は新将棋会館建設プロジェクトとして、クラウドファンディングを実施中。会長となった羽生九段が、見たこともない表情を公開して紹介したのは5000円の寄付の返礼品の「【限定コラボ】名探偵コナンキャラクター将棋駒根付(7種より1種)+ステッカー」(5000円)。<1>江戸川コナン<2>羽田秀吉(太閤名人)<3>工藤新一<4>毛利蘭<5>灰原哀<6>赤井秀一<7>安室透(降谷零)のうち1種類を選べるのだが、羽生会長の持っているのは7個のコンプリートセット。ファンにとっては、夢のようなアイテムで、羽生九段も満足の表情なのでしょうか。

将棋会館の建設クラファンは全体の目標が6億円。6期に分け、3期目までで2億8000万円を集めた。4期目も85,278,000円を集め、ここまでの合計は焼く3億6500万円。残り2期で2億3500万円の協力を目指す。

現会館は1976年(昭和51)建設で築47年。建物の老朽化のほか、対局室の不足、ネット時代に対応した中継設備の拡充などの必要に迫られており、新たな歴史を刻む新たな拠点の建設を目指す。