国民民主党の玉木雄一郎代表は3日、国会内で会見し、日本維新の会の鈴木宗男参院議員がロシアを訪問していることについて「G7を中心とした結束を乱すような行為としてとらえられてしまう。ロシアに利用されることがないように十分、気を付けていただきたい」と指摘した。

その上で「日本維新の会として、このことを容認しているのか、どうなのか。対ロシア制裁、国際秩序を乱したり、ロシアに利用される行為とならないように党としても対応していただきたい。国益に関する話」と苦言を呈した。

鈴木氏は1日に日本を出発し、5日に帰国する予定。党関係者によると所属国会議員の海外渡航には事前の届け出が必要となっているが、鈴木氏の事務所からは2日午前に渡航届が提出されたという。維新は鈴木氏の帰国後にヒアリングを行った上で処分を検討する方針だ。